すべての行動は数値になって現れてきます。その結果をしっかりと確認するためにも毎月の実績をいち早くわかるようにしなくてはなりませんよね。
しかしこの月次決算書の数字がどこまで正しいか疑問である場合が少なくないんですね。
一度11カ月時点でのの月次決算書利益金額と最終決算数値の利益金額とをくらべてみてください。12ヶ月目の単月利益分だけが11か月時点との利益との差額と一致していますか。
まず一致することのほうが少ないと思います。
減価償却費を1年分まとめてあげたり、売掛金や買掛金は期中現金で支払った分だけを計上して、期末だけ計上するなどということがあります。
税込み経理をしている場合は期中の消費税を租税公課で計上しなかったり、各種引当金を見積もり計上しなかったなどということはありませんか。
11か月終了時点では黒字だったのに決算を組んでみたら赤字になったとか、毎月の月次決算では赤字だったけど決算組んだら黒字になって納税資金がなかったなどという笑えない話を聞きます。
買掛金はしっかり計上しているんだけど売掛金の管理がまずくて毎月計上できないとななどということになれば、正しい月次決算は表現されていないということになります。
将来の計画を作る上でその前提となるこの数値は、一定のルールの下で正しい数値を算出しなければ将来の見積もりを怪しいものにしてしまいます。
というよりも、将来計画など作れないというほうが正しいのかもしれません。
過去しっかり見つめ将来に布石を打っていく上には、過去をしっかりと認識できるものにしなくてはなりません。
正しい月次決算書が出来上がっていることが前提でしか将来計画の精度を上げることはできないと思うのですがいかがでしょうか。
将来を語ることはとても大切なことなのですが、今をしっかりと認識できる状況は出来上がっていますか。遠くを見すぎて転んでしまったということのないようにしないといけませんね。
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