日田の風景1

日田の飾り雛

日田の風景2

豆田町

日田の風景3

屋形船

日田の風景4

天領祭り


値決めが経営

 日田は梨の産地、これから本格的なシーズンを迎えようとしている。酷暑にもめげずおいしい味を楽しませてくれるはずである。

その日田の梨が目の前に2個あります。見た目はどうですか、何か区別できるようなことがありますかと聞かれた。

いえ、特に何も変ったところはなくてほとんど見た目には同じ種類で同じ味がするような梨に見えます。

何か違うんですかと聞き直すと、左の梨は1個100円ですが、右の梨は1個1000円します。

どうしてそんなに違うのですか。見た目は同じなしにしか見えないんですけど味がきっと違うのでしょうか?

それで、無料でもらえるとしたらどちらの梨が欲しいですかと聞かれれば、10人が10人、1000円の梨を希望します。

当たり前ですよね。値段は価値を伝えるとても重要な尺度となります。

でも、1000円と100円の梨が並んでいて、どちらの梨を買おうかと考えると、1000円の梨もおいしそうだけで見た目が同じなら100円のにしておこうかと考える人もいる。

いや1000円という梨の味はさぞかしおいしい味がするに違いない。この際、奮発して1000円の梨を堪能してみたいと考える人もいる。

いずれにしても値決めには、とても重要な経営判断を求められる。

お客様が高いと感じないぎりぎりの高い値段で市場に供給しなくてはありません。

値段を安くすれば、注文はいくらでも取れるが、それは決してほめられたことではない。お客様が「この値段なら結構です」と喜んで買ってくれる最高の値段を見抜かなくていけない。

これより安ければ、いくらでも注文が取れる。これより高ければ注文が逃げてしまう。そのぎりぎりの1点を射止めなければならない。(稲盛和夫 「アメーバ経営」より)

まさに「値決めが経営」である。この値決めには全神経を集中させないといけません。

しかし、この価格決定は本当に悩ましいものである。

御社の価格どのようにして決めていますか。注文が逃げないぎりぎりの線で勝負していますか。

最後においしい日田の梨はいかがですか。

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