流動資産と流動負債のバランスと手持ち資金をしっかり確保しておくことが資金繰りを行う上で大事ですし、黒字倒産を回避するためにも重要です。
黒字倒産は一気に売り上げが伸びると仕入れ資金が必要となり、売り上げの回収とのバランスから発生するケースが多いですね。
不況期よりも好況に転じた直後などによく見られます。
さて、会社の損益計算書は1年ごとの通知表です。貸借対照表は設立以来の体力測定の成績表となります。
金融機関は取引先の決算書を入手すると、まず損益計算書の最終損益を見ます。黒字か赤字か、赤字の場合はどの段階で赤字となっているかなどをチェックします。
当然、営業利益段階で赤字となっていれば、まず融資は困難ですね。それと同時に金融機関が必ずチェックするのが返済能力です。
借入金の元金返済は、当期純利益と減価償却費の範囲内で収まることが理想です。中小企業の場合は代表者及びその家族の役員報酬や社長に支払う地代なども返済原資に加える場合があります。
いずれにしても借入金の返済に相応する返済能力があることが大事です。
もう一つチェックしていただきたいのが、現在の借入残高が10年以内に完済できるのかどうかがポイントになります。
毎期の利益金額が変わりますから、この期間が長くなったり短くなったりしますが、常に10年以内に収まることが金融機関からの好印象につながります。
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